28回を迎える日本メガネ大賞であるが、毎年新しい潮流が感じられ、眼鏡の魅力に改めて感心させられました。
眼鏡のトレンドはそのまま社会の写し絵とも言えます。
世界的なジェンダーレスの傾向は今年も顕著でありつつも、ファッションとしての自己表現はさらに洗練され、
個人の内面を表現しやすい良質のデザインが増えてきているように思われます。
眼鏡の中に込められたストーリーや開発技術の努力などが今年は特に強く感じられました。
(澄川 伸一 氏)
国内外より、2024年7月1日以降に発売される新フレーム、サングラス、メガネ関連のアクセサリーをご応募いただき、
その中からデザイン・テクノロジーが最も優れている製品を表彰する業界屈指のアワードです。
今回から新たに、「キッズ部門」と「アクセアリー部門」が追加されます。
審査・選考は、日本メガネ大賞審査委員によって行われます。グランプリ・優秀賞製品は、iOFT会期初日に行う表彰式にて、発表・表彰をいたします。
受賞製品は、iOFT会場内 特設展示コーナーにて展示いたします。
ぜひご来場ください
28回を迎える日本メガネ大賞であるが、毎年新しい潮流が感じられ、眼鏡の魅力に改めて感心させられました。
眼鏡のトレンドはそのまま社会の写し絵とも言えます。
世界的なジェンダーレスの傾向は今年も顕著でありつつも、ファッションとしての自己表現はさらに洗練され、
個人の内面を表現しやすい良質のデザインが増えてきているように思われます。
眼鏡の中に込められたストーリーや開発技術の努力などが今年は特に強く感じられました。
(澄川 伸一 氏)
【ブランド名】UNSUIKYO
【製品・モデル名】M.SNOWFLAKE_GD
【製品説明】流れる水と波を連想させる、バイオアセテートに埋め込まれた石でデザインされたフロントリムが特徴。テンプルには自然のサイクルを反映した天然石があしらわれ、生命力、興奮、温かさを体現。
【審査員コメント】デザインのイメージを見事にアイウェアに落とし込めている秀逸な作品。素材にこだわるだけに留まらない表現はアートにも感じることができ、且つ、アイウェアとしてトータルのファッションにも使用しやすいバランスの良さも評価のポイントだった。
【ブランド名】SPACE TRIBE(スペーストライブ)
【製品・モデル名】ST012 C3
【製品説明】“レトロ感”と“近未来感”が、1つのアイウェアに絶妙にフュージョンした「メカっぽい」造形美。見た目の重厚さと掛け心地の軽さを両立する素材と機能性の追求、黒とコントラストカラーとの特徴あるカラーリング。
【審査員コメント】奇をてらわないオーソドックスなシェイプながらスタイリッシュな佇まいである。チタンとアセテートのコンビの印象的な色使いを含むデザイン性や機能性に優れたスリットヒンジなど、軽やかなかけ心地と合わせて高く評価された。
【ブランド名】ATTRACT(アトラクト)
【製品・モデル名】ALP 2004 CLA
【製品説明】「上質で洗練された構造美」。そのテーマから新しく生まれたデザイン。高品質なチタン素材の幾つかのパーツの構造体が、クリアのアセテートの中に奇麗に組み込まれてる。驚く程の掛け心地の良さと、大人の洗練された表情を感じて頂けるモデル。
【審査員コメント】クリアアセテートの透明感と埋め込まれたチタンのコンビが清廉な煌めきを放つ。また、肌の色に同化するフレームに対し、ブリッジに現れるチタンがアクセントとして効いている点も好評価であった。
【ブランド名】SASAKI
【製品・モデル名】SUEKICHI Type2
【製品説明】佐々木セルロイド工業所の最高峰ブランド、SASAKIのSUEKICHI Type2がアップグレード。昨年シルモドールにノミネートされたモデルを基に、曲面と平面、マットと光沢を交差させて光と影を表現。流線に職人の技と想いが込められてる。
【審査員コメント】フレームの表面が波状に削られたデザインが斬新。大胆な表現手法ながら艶とマットを交えた質感のコントラストや、エッジの美しい波形状には繊細な磨きの技術が見てとれ、デザイン・技術の両面で高い評価となった。
【ブランド名】DITA(ディータ)
【製品・モデル名】DETRON (デトロン)
【製品説明】8mm厚アセテートフレームがDITA-HAKATRONテンプルを引き立てる。アセテート製テンプルは2枚のチタンプレートを備え、プレスラインディテールとカラー・高さの差異によるコントラストが特徴。
【審査員コメント】リムの立体的なテレビジョンカットや多層的なテンプルの意匠など、日本の技術を活かした技巧的なディテールが随所に。それでいて全体的にスタイリッシュにまとめられているデザインバランスが秀逸である。
【ブランド名】Chainon(シェノン)
【製品・モデル名】CHA-103 col.3
【製品説明】テンプルにワイヤーを使用し優しいホールド感と最上級のかけ心地を感じさせる。ワイヤーはβチタンの細い線材を撚り、最小に巻くことで、しっかりとした弾性が生まれる。立体的で高級感のあるデザイン。
【審査員コメント】テンプルに弾性のあるワイヤーを組み込むことで、上下左右360度のどの方向にもホールドし、顔に吸い付くような不思議なフィット感を実現させている。展開の可能性を感じる技術として期待できる。
【ブランド名】FLIPON
【製品・モデル名】FO-1004
【製品説明】特許を取得した特殊な構造のネジレス跳ね上げ式メガネフレーム。ベース部分(ワタリ)と跳ね上げ部分の隙間が少なく、今まで手を出し辛かった人達にも掛けてもらえるよう、違和感のない見た目にこだわった商品。
【審査員コメント】跳ね上げタイプのメガネフレームの再ブームが起きている。この製品は跳ね上げた時の姿に以前のような古めかしい印象が全くなく、モダンな印象を感じさせる。丁番部分に厚みを持たせない工夫をはじめ細部にいろいろな努力が感じられる。
【ブランド名】Chamelo(キャメロ)
【製品・モデル名】Music shield (オーディオ調光サングラス)
【製品説明】WicueCCS独自の特許技術。スライド式瞬間調光で調光反応速度が速い。スポーツ用に設計し、電話や音楽も聴けるサングラスとイヤホンの 2-in-1。まぶしさを軽減し目を保護・99%UVカット。IPX4防水。
【審査員コメント】指でフレームをなぞるだけで簡単に瞬間調光が可能な、スポーツ用サングラス。さらに、耳を塞がず電話が出来る、音楽も聴けるという未来を実現化している。スタイリングもシンプルに巧くまとまっている。
【ブランド名】omodok(オモドック)
【製品・モデル名】little-105M col.ABL (リトル105M カラーABL)
【製品説明】落ち着きのあるアクアブルー。大人っぽくお洒落を楽しみたいお子様におすすめ。ヒンジ部分に特許取得の特殊パーツ(RLH)を採用。βチタン製で弾力性があり、テンプルがお顔に合わせて広がる。パーツ交換も可能。
【審査員コメント】リングループヒンジがもたらすしなやかなフィット感が心地よく、ヒンジパーツは破損時に交換が可能という点も安心。シンプルでお洒落、かつ子どもが日常的に取り入れやすいデザインも評価の対象に。
【ブランド名】HASEGAWA BICOH(ハセガワ・ビコー)
【製品・モデル名】MEGALOCK Balance (メガロックバランス)
【製品説明】従来の「メガロック」に『おもり』を内蔵。テンプル先端の方へ装着するとメガネの重心が後方に移動するため「鼻への負担」が約20%軽減する。耳の後ろに装着すると「メガネを固定する」機能でも使用可能。
【審査員コメント】これまでも、アイウェアを快適に使用する為のサポートアイテムとして評価が高かった商品をブラッシュアップしたことは、ユーザー目線でも大変意義があり、受賞に値した。
対象
■国内外問わず2024年7月1日以降に発売される新作モデル ※完成品に限ります。
■1社につき10本までエントリーできます。 ※同一の製品を複数部門に渡ってエントリーすることはできません。
部門
■デザイン部門(優秀賞5製品 うちグランプリ1製品)
造形的な美しさや先進性に加え、かけ心地や使いやすさなど機能性も考慮した、総合的なデザイン性に優れた
製品
■テクノロジー部門(優秀賞5製品 うちグランプリ1製品)
新素材や新規構造、製造過程など、技術面で優れた製品
■キッズ部門(グランプリ1製品)
子供の顔のサイズや形状に合わせて設計され、安全性や耐久性も考慮された優れた製品
■アクセサリー部門(グランプリ1製品)
メガネユーザーの生活を豊かにし、メガネの使用をより快適かつ便利にするためのデザイン、機能性、革新性に
優れた製品(メガネケース、クリーニングクロス、メガネチェーンなど)
料金
iOFT2024、FaW TOKYO(ファッションワールド東京 秋)2024 出展社:無料
iOFT2024、FaW TOKYO(ファッションワールド東京 秋)2024 未出展社:¥10,000/1本(税別)
エントリー方法
エントリーフォームからお申し込みください。
※iOFT2024、FaW TOKYO(ファッションワールド東京 秋)2024の出展社は「出展社専用サイト」より、エントリーいただけます。
スケジュール
2024年
9月2日[月] エントリー締切
9月中旬 受賞製品の決定
10月15日[火] 表彰式/グランプリ発表
澄川 伸一 氏
プロダクトデザイナー・大阪芸術大学 教授
▼プロフィール
千葉大学工学部卒業後、ソニー本社デザインセンター、アメリカデザインセンターで、ウォークマン、ラジオ、TVなどをデザイン。
1991年澄川伸一デザイン事務所設立、現在に至る。
2016年リオ オリンピック,2020東京オリンピック公式卓球台をデザインし世界中の話題となる。
2017年子供向け大型遊具「マウンテン」がドイツIFデザイン賞受賞。その他、REDDOT,グッドデザイン賞など受賞歴多数あり。
バックパッカーとして世界57ヶ国の滞在経験を活かし、固定概念にとらわれないデザインを実践。
工学部系デザイナーとして三次元CAD、プリンターをフル活用した幾何学スキルで心地よい曲面設計を得意とする。現在も、最先端の機器から伝統工芸まで幅広いジャンルをデザイン。
左合ひとみ 氏
グラフィックデザイナー
▼プロフィール
東京藝術大学美術学部卒業後、パルコ広告制作局、カメレオンを経て1988年左合ひとみデザイン室設立。
グラフィックデザインをベースに空間からプロダクトまで幅広い領域で活動。地域活性化のブランディングプロジェクトも多い。
主な受賞は、ニューヨークADC銀賞、JAGDA新人賞、日本パッケージデザイン大賞特別賞、全国カレンダー展通産大臣賞など。2003年より2013年までグッドデザイン賞審査委員。
(公社)日本グラフィックデザイン協会副会長。大阪芸術大学短期大学部客員教授。
森 一生 氏
グラスフィッター
▼プロフィール
ドラマ、映画、CM、著名人等のメガネスタイリングを担当
雑誌、Instagramではメガネ撮影のフォトグラファーとしても活動
伊藤 美玲 氏
眼鏡ライター
▼プロフィール
出版社に勤務した後、2006年にフリーライターとして独立。現在は数少ない眼鏡ライターの一人として、国内外の展示会や工場の取材、デザイナーへのインタビューなどを行ない、眼鏡専門誌やモノ雑誌、WEB媒体などに執筆している。
受賞企業には製品の販売を促進する特典が多数!
貴社ホームページやチラシ、ノベルティー等にご活用いただく日本メガネ大賞のロゴ使用権を進呈します。
製品カタログやホームページに活用していただくことで、大きな販促効果が期待できます。
iOFT会期初日に、会場内特設ステージにて全受賞社の表彰、およびグランプリの発表を盛大に行います。
毎年、多くの来場者や、プレス関係者が会場に詰め掛け、眼鏡業界全体の注目を集めております。(写真はiOFT2023の様子)
iOFT会場内に展示ギャラリーを特設し、全受賞製品を展示いたします。
iOFT会期中に、全来場者に配布される会場案内図へ受賞社名・製品名を掲載いたします。
併せて、出展ブース位置に受賞マークを表記しますので、出展ブースへの集客に効果的です。
2023年 掲載例
本アワードは、TV、雑誌、新聞、Web媒体などに広く取り上げられており、眼鏡バイヤーだけでなく、一般消費者に受賞を直接告知する足がかりとなっています。
MODE OPTIQUE vol.56
[2023,12,18]
時計工藝新聞
[2023,10,20]
THE GANKYO SHIMBUN
[2023,11,1]
日本メガネ大賞に関しての最新情報は、本ホームページ上にて随時公開いたします。
その他ご質問などは下記事務局までお問合わせください。
iOFT事務局 日本メガネ大賞
E-mail:[email protected]